タイ新規ご進出企業向け
ITインフラの構築
パソコンの高性能化や高速インターネット、スマートフォンの普及が進む近年、タイに進出される日系企業のほとんどは「日本と違ったITへの考え方を持つスタッフを、どのように維持管理するか…」という課題に直面します。業務PCや使用するソフトウェアの扱い等、日本では当たり前のことを、タイでは粘り強く教育する必要があります。
弊社は、総合的なITサポートサービスを通して、上記の問題や課題を、貴社に代わって解決・取組むことで、スタッフさん全員が本業務に集中できる環境の構築をお手伝いいたします。
安定したITインフラを十分に活用いただくことで、タイ国内における貴社のご発展に少しでもお役に立てれば幸いです。

IT機器の購入

パソコン
日本と同様、タイ国内にも家電量販店が多くあり、メーカーやブランドも多岐に渡ります。一方、いわゆる「安かろう悪かろう」のモデルも多数販売されており、業務用で購入したにもかかわらず1年で故障したり、保障期間中でありながら修理に1ヵ月かかったり…といった事態も珍しくありません。
信頼できる代販店で、メーカーの正規サポートを受けられるモデルを購入する必要があります。
社内LAN、電気、電話線の敷設
新しく施工されたオフィスや工場で、ネットが切れる、電力供給が不安定、電話にノイズが入る…といった事態が度々生じます。もしかすると以下の様な敷設方法が原因かもしれません。
- LANケーブルの素材が間引きされている (粗悪品の使用)
- ブレーカーの許容量を超えている (予定使用電力の未確認)
- 弱電と強電を分けていない (敷設方法自体のミス)
もちろん理由はこれだけではありませんが、時として経験の少ない業者や悪質業者によることが原因です。
実績があり、きちんと説明してくれる業者に依頼する必要があります。
サーバ
1年中暑いタイでは、サーバ機やネットワーク機器が温度上昇でダウンしてしまうことがよくあります。
サーバやネットワーク機器は基本的に1年中連続運転させますので、大半は冷房の切れている休日中に温度が上昇し、週明け月曜日に出勤すると故障していた…というケースが多々あります。
適切な温度管理ができ、異常発生を瞬時に把握する体制が必要です。
ドメインの取得とメールアドレス作成
新規にタイで事業を開始する際、ドメイン (@から後ろの部分) の取得とメールアドレスの作成が必須です。
しかし、タイ国内のメール業者 (メールサーバ貸出業者) に依頼すると、メールを送受信できなかったり、ウィルスに感染してしまうことが時折あります。これは、タイ国内の業者がきちんと管理していないことが原因ですが、日本と違い、バックアップによる早期復旧や消失データの復元は、まず望めません。
営業活動の生命線ともいえるメールには、万一のことを考え十分な対策が必要です。
定期メンテナンスの必要

ウィルス
セキュリティソフト開発大手のマカフィー社発行の「危険なWebサイトの世界分布2010」によると、タイは世界に358個あるドメインの内、ワースト48位と評価され、WEBサイトにアクセス・クリックしただけでウィルス感染する危険があります (ちなみに日本はベスト3位)。
ファイアウォールやウィルス対策ソフトを入れていても感染する可能性があり、定期的な検査 (ウィルススキャン) やログの分析が必要です。
コピーソフトの使用
違法ソフトを取り締まる世界的団体”BSA”の報告(GLOBAL SOFTWARE SURVEY JUNE 2018)によると、2018年時点でもタイ国内におけるコピーソフト使用率は66%に上り、とりわけ地場系中小企業の多くがコピーライセンスを使用しているのが実状です。
また、高価なソフトウェアを無料でダウンロードできるサイトもあり、採用される社員さんの中にはこうしたコピーソフトが違法で企業に深刻なダメージを与えることに気付かないケースがあり、定期的な確認作業と社内ITリテラシー教育など粘り強い注意喚起が必要です。
トラブルシュート

停電によるハードウェアの停止・故障
数年前よりは改善されてきていますが、タイでは大雨や落雷が原因での停電が度々発生します。
無停電電源装置 (UPS) を導入していても、休日や夜間に停電があり、その影響で機器の設定がリセット、あるいは構成ファイル自体が壊れてしまうケースがあります。
ネットワーク障害時の問題切り分けと復旧
いまだタイ国内ではADSL回線を使用しており、速度の問題が常にあります。
また、「ネットがつながらない」というトラブルがあっても、社内機器の問題かインターネット業者の問題か、判断が難しい場合があり、どこに連絡し何をすればよいのかわからない場合が多いのが現状です。
レポートの提出

社員によるWEBアクセス記録
業務時間中にFacebook等のSNSを操作・閲覧することや、オンラインゲームをプレイすることについて、「今日やるべき仕事が終わっていれば、やっても良い」とタイ人は考えます。
WEBアクセスログを定期的に分析することで個々の稼働率や勤務態度を評価し、人事査定や社内規則へ反映させることに役立ちます。
コピーソフト使用実態
JETROが公開している「社内ソフトウェア管理ポリシー・管理規則」を活用し、社内規定を策定すると共に、毎月の検査によって社内における利用実態を把握することは、企業の信用保護に貢献します。
当局による立ち入り検査への対応

ライセンスの提示
毎月更新する「IT資産管理台帳」の提出や、ライセンス関係書類の実物を適宜管理することで、悪質な検査官への対応に役立ちます。
自称 “捜査官” の撃退
身分を偽り、立ち入り検査を求めてくる自称捜査官に対し、TBS社と連携の上、貴社に代わって対応します。
法定WEBアクセスログの提出
タイでは、90日間のWEBアクセスログ取得を義務付けています。